毒虫に刺された人の会のブログ

虐待で刺された毒から立ち上がる!毎月京都で開催している毒虫に刺された人の会のブログです。

初めまして by Y

初めまして。みのむしの会に参加しているYです。今回は自己紹介を兼ねて私の生い立ちについて書きます。

私は父から主に言葉の暴力、性的虐待を受けていました。

現役の内科医である父は外面が良く、家でのDV、モラハラ、虐待の素振りを外で見せなかったため、近所の人からは仲が良く幸せな家庭と見られていたようです。

でも内情は違っていました。


父には表と裏の顔があり、外では子供思いの父のふりをしながら、家にはナタや木刀をわざと目に見えるところに置いて家族を恐怖で黙らせ、人を殺す話を嫌がる子供にも聞かせるような人でした。

脳科学や心理学の知識を使って巧みに人をコントロールし、私、母、妹を絶対服従させていました。


28歳の時私は結婚という形で家を出て父と距離を置きました。
それでも父は私を目の届く所に置きたかったのか、私に自分の会社の社員にならないかと言ってきました。

結婚しても父の束縛から逃れられないのかと悩んでいた私に、元気になる方法を教えてくれたのがみのむしの会を作ってくれたツバキ先生です。


最初は見事に父に洗脳されていたからか、自分が虐待を受けていたと認められなかったけど、
先生から父にされて嫌だった事を書き出すよう教えてもらい取り組んだら、あれは虐待だったと客観視出来ました。

辛すぎて記憶の一部が抜け落ちていたことも後に分かりました。


私は怒りだしたら何をするかわからない攻撃的な父が怖くて、自分の意見を言うことが出来ませんでした。

でも裁判をして法廷でされて嫌だった事を本人の前で言うことが出来、気持ちがスッキリしました。
今は前みたいに、父に殺されるのではないかといった怖さはありません。


これから虐待のこと、元気になってきた道のりなどブログに書いていきます。お読みいただけると嬉しいです。